瓦を磨く童子

南嶽いはく、「坐禪豈に作佛を得んや」(瓦を磨く童子像:籔内佐斗司作)


 今月の維摩經 目連

 世尊。わたくしは、かれを訪れて病を問う任にたえません。なぜかと申しますと、わたくしも、かつて毘舎離の城市にはいり、街頭に立って、多くの在家たちに法を説いていたときのことを憶い出しますから。そのとき、維摩がやって来て、わたくしにこういいました。「やあ、目連さん。在家の信者のために教えを説くときは、あなたのように説いてはいけないでしょう。いったい、説法というのですから、もののありのままのすがた、法どおりに説かなくてはなりません。それは美醜を離れ、増減もなく、生滅もなく、帰するところもなく、眼耳鼻舌身意を超越し、高低もなく、常住不動で、一切の観察を離れています。目連さん、もののありのままのすがた、法とはこうしたものなのです。どうして説くことができましょう。いったい、説法するひとは、説くことも示すこともないし、それを聞くひとも、聞くことも、知ることもないのです。ですから、たとえば幻術師が幻をひとに対して説法するように、このような心構えで説法しなければならないし、ひとの能力に利鈍の差があることを弁え、何物にもさえぎられない智慧のはたらきをみがき説法しなければならないのです。」
 維摩がこの法を説いたとき、八百人の在家が、最高至上のさとりを願い求める心をおこしましたが、わたくしにはこのような弁舌がありません。ですから、わたくしはかれを訪れて病を問う任にたえません。

 今月の公案 無門關

第27則 不是心佛

  南泉和尚 因みに僧問うて云く 還って人の與に説かざる底の法有りや 泉云く 有り 僧云く 如何なるか是れ人の與に説かざる底の法 泉云く 不是心 不是佛 不是物

永嘉大師證道歌(PDF 2013/03/11版)
三祖大師信心銘(PDF 2010/05/03版)
從 容 録(PDF 2012/02/21版)


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  ≪ 告 報 ≫    

次回の月例坐禪会の日程は4月14日です。平成31年3月から「正法眼藏・眼睛」(岩波文庫2)
 を提唱します。

次の攝心の日程は5月11,12日の豫定です。
攝心の記事(「企業と人材」鷹取澄 1999/07/05 PDF)

次回の夜坐の日程は4月27日です。 平成29年7月から「無門關」を提唱します。
 午後6時15分までに到着して坐禪堂玄關よりお入り下さい。
松門寺の坐禪会に初めて参加される方は月例會6人までの予約制です。
 現在の予約状況は以下の通りです。メールに氏名、郵便番号、住所、電話、年齢、男女別を記入して
 前日までに申し込んでください。予約確認メールを送付します。
坐禪會日程
新規参加予約定員
現在予約人数
  
4月14日(14:00)月例会
6名
0名
新規参加は13:30集合

日々の坐禪を4月から受け付けます。メールなどで前日までに申し込んでください。
 木曜日午前(9:30-10:15,10:30-11:15)、午後(12:30-13:15,13:30-14:15)


現在栃木県鹿沼市の瑞光寺にて眼藏會(不定期)を開いています。在家の方は參加できませんが、
 出家の方で參加したい方は下記にお問い合わせ下さい。

次回  平成31年未定(友引) 13:00-16:00

 栃木県鹿沼市玉田町748 瑞光寺

問い合わせ、質問などはjushoku@shomonji.or.jpまで連絡して下さい。

〒192-0914 東京都八王子市片倉町212番地 松門寺
TEL 042-635-1363

(2019年3月24日更新)