瓦を磨く童子

南嶽いはく、「坐禪豈に作佛を得んや」(瓦を磨く童子像:籔内佐斗司作)


 今月の維摩經 優波離

  世尊よ、私にはかの貴いお方の病気見舞いに行くことはできません。それはなぜかと申しますと、世尊よ、私は次のことを思い出すのです。あるとき、ある二人の比丘が罪を犯しました。彼ら二人は世尊に恥ずかしく思い、世尊に近づくことができませんでした。彼ら二人は私のところに近づき、次のようにいいました。「大徳優波離よ、私たち二人は罪を犯しました。そのため、私たち二人は恥ずかしくて世尊に近づくことができません。どうか具寿者優波離よ、私たち二人の後悔を取り除いてください。私たち二人を罪から救い出してください」。
 世尊よ、そこで私はその二人の比丘に法の解説をもって説示しておりました。すると維摩居士がその場所にやって来て、私に次のようにいいました。「大徳優波離よ、あなたはこの二人を緊張させることなく、二人の罪を取り除きなさい。二人の心を汚すことがあってはなりません。なぜかといえば、罪は内に住するものでなく、外に向かうものでもなく、両者の中間に獲得されるものでもありません。それはなぜかというと、世尊によって説かれています。心の汚れにより衆生たちは汚され、心の清浄によって浄められると。心は内に住するものでなく、外にあるのではなく、両者の中間にも得られません。心と同じように罪も同様であり、罪と同じように一切諸法も同様で、真如を離れたものではありません。大徳優波離よ、心の本性、その心の本性によって大徳の心が解脱する、その心の本性が汚されることがあるでしょうか」。
 私は答えました。「それはありえません」。
 こ維摩居士がいいました。「大徳優波離よ、分別が汚れであり、分別のないことと妄分別のないことが心の本性です。顛倒が汚れであり、顛倒のないことが本性です。我を立てることが汚れであり、無我が本性なのです」。

 今月の公案 無門關

第34則 智不是道

 南泉云く、「心は是れ佛にあらず、智は是れ道にあらず。」

永嘉大師證道歌(PDF 2013/03/11版)
三祖大師信心銘(PDF 2010/05/03版)
從 容 録(PDF 2012/02/21版)


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  ≪ 告 報 ≫    

次回の月例坐禪会の日程は1月12日です。令和元年10月から「正法眼藏・都機」(岩波文庫2)
 を提唱します。

次の攝心の日程は未定です。
攝心の記事(「企業と人材」鷹取澄 1999/07/05 PDF)

次回の夜坐の日程は12月28日です。平成29年7月から「無門關」を提唱します。
 午後6時15分までに到着して坐禪堂玄關よりお入り下さい。

松門寺の坐禪会に初めて参加される方は月例會6人までの予約制です。
 現在の予約状況は以下の通りです。メールに氏名、郵便番号、住所、電話、年齢、男女別を記入して
 前日までに申し込んでください。予約確認メールを送付します。
坐禪會日程
新規参加予約定員
現在予約人数
  
1月12日(14:00)月例会
6名
0名
新規参加は13:30集合

日々の坐禪はしばらくの間、お休みします。

現在栃木県鹿沼市の瑞光寺にて眼藏會(不定期)を開いています。在家の方は參加できませんが、
 出家の方で參加したい方は下記にお問い合わせ下さい。

次回  平成31年未定(友引) 13:00-16:00

 栃木県鹿沼市玉田町748 瑞光寺

問い合わせ、質問などはこちらまで連絡して下さい。

〒192-0914 東京都八王子市片倉町212番地 松門寺
TEL 042-635-1363

(2019年12月9日更新)