瓦を磨く童子

南嶽いはく、「坐禪豈に作佛を得んや」(瓦を磨く童子像:籔内佐斗司作)


 今月の維摩經 舎利弗

 世尊。わたくしは、かれを訪れて病を問う任にたえません。なぜかと申しますと、わたくしは、かつて林の中で樹の下に坐わって坐禅をしていたときのことを思いおこしますから。そのとき、維摩がやって来て、わたくしにこういいました。「やあ、舎利弗さん。坐わることが坐禅ときまってはいませんよ。いったい、坐禅とは、生死を重ねる迷いの世界にあって、しかも身や心を示さない、これを坐禅というのですし、心や心のはたらきを滅し尽くした無心の境地にひたったままで、立ち居振舞いをあらわすことを、坐禅というのです。さとりの道をあるきながら、世俗の日常生活を送ることが、坐禅なのですし、心が内に閉じこもってるのでもなく、外に向かうのでもないのが、坐禅なのですし、多くの間違った考えを捨てないまま、三十七種の修行方法を修めることが、坐禅なのですし、煩悩を断ち切らないで、究極のさとりに入ることが坐禅なのです。もしこのように坐ることができれば、佛はよろしいとおゆるしになるでしょう」
 世尊。そのとき、わたくしはこの言葉を聞いて、ただ黙っているばかりで、なにも答えることができませんでした。ですから、わたくしはかれを訪れて病を問う任にたえません。

 今月の公案 無門關

第25則 三座説法

 仰山和尚、夢に彌勒の所に往いて第三座に安ぜらるるを見る。一尊者有り、白槌して云く、「今日第三座の説法に當る。」山乃ち起って白槌して云く、「摩訶衍の法は四句を離れ百非を絶す。諦聽、諦聽」と。

永嘉大師證道歌(PDF 2013/03/11版)
三祖大師信心銘(PDF 2010/05/03版)
從 容 録(PDF 2012/02/21版)


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  ≪ 告 報 ≫    

次回の月例坐禪会の日程は3月10日です。平成30年9月から「正法眼藏・大悟」(岩波文庫1)
 を提唱します。

次の攝心の日程は5月11,12日の豫定です。
攝心の記事(「企業と人材」鷹取澄 1999/07/05 PDF)

次回の夜坐の日程は2月23日です。 平成29年7月から「無門關」を提唱します。
 午後6時15分までに到着して坐禪堂玄關よりお入り下さい。
松門寺の坐禪会に初めて参加される方は月例會6人までの予約制です。
 現在の予約状況は以下の通りです。メールに氏名、郵便番号、住所、電話、年齢、男女別を記入して
 前日までに申し込んでください。予約確認メールを送付します。
坐禪會日程
新規参加予約定員
現在予約人数
  
3月10日(14:00)月例会
6名
0名
新規参加は13:30集合


現在栃木県鹿沼市の瑞光寺にて眼藏會(不定期)を開いています。在家の方は參加できませんが、
 出家の方で參加したい方は下記にお問い合わせ下さい。

次回  平成31年未定(友引) 13:00-16:00

 栃木県鹿沼市玉田町748 瑞光寺
平成30年4月よりNHK文化センター八王子に「佛教入門と坐禅」の講座を受持つことになりました。
 詳しくはNHK文化センター八王子にお問い合わせ下さい。

問い合わせ、質問などはjushoku@shomonji.or.jpまで連絡して下さい。

〒192-0914 東京都八王子市片倉町212番地 松門寺
TEL 042-635-1363

(2019年2月10日更新)